神戸新聞
▼短期合宿に大久保ら サッカー日本代表候補
日本サッカー協会は3日、国内短期合宿(8、9日・東京)に参加する日本代表候補23人を発表した。FW大久保(神戸)や宝塚市出身のFW岡崎(清水、滝川第二高出)、神戸市垂水区出身のMF香川(C大阪)ら、これまで岡田監督が招集してきた選手ばかりで、けがのため11月のワールドカップ(W杯)アジア最終予選のカタール戦を欠場したGK楢崎(名古屋)DF中沢(横浜M)も入った。
合宿の目的は体力測定やミーティングで、練習は行わない。MF中村俊(セルティック)長谷部(ウォルフスブルク)ら欧州組は参加せず、クラブW杯を控えるMF遠藤らG大阪勢の招集も見送った。
所属チームがJリーグ入れ替え戦を戦う場合、当該選手は参加しないという。
▼一体感の維持図る 岡田監督
サッカー日本代表の国際試合がない12月に選手を集めることについて、岡田監督は「1カ月に1回集まってチームの意識を持ってもらい、コンセプトの確認をしたい」と説明する。
目的の一つは体力測定で、ここで得た数値を基準にして、2010年W杯に向けた体力アップを図る。そして、監督は合宿初日の夜のミーティングを重要視する。
「新しいことは何もない。今まで選手に言い続けてきたことを繰り返し言うだけ」と指揮官。カタール戦の映像を用意して、攻守の素早い切り替えなど日本の戦術をおさらいする。その後は「懇親会」という。
3-0で快勝したカタール戦で、ようやくチームに一体感が出てきた。今回の合宿は、その雰囲気を忘れないように、との意味合いが大きいようだ。
デイリー
▼35歳・栗原 神戸に“恩返し”誓った
J1神戸・MF栗原圭介が“神戸最終戦”で有終の美を飾る。既に来季契約を結ばないことを通告されたチーム最年長の35歳は3日、6日の柏戦(ホムスタ)で4年間過ごしたクラブへの恩返しを誓った。
誰よりもサポーターに愛された男が、神戸のユニホームを脱ぐときが近づいてきた。3日は、神戸・いぶきの森球技場で紅白戦に参加。控え組でプレーし、柏戦はベンチスタートが濃厚だが、栗原は「残りあと3日。神戸の選手として最後まで神戸のために全力でやりたい」と話した。
05年に神戸へ移籍して4年目。栗原はJ2降格、J1復帰など常にチームと歩んできた。「僕自身クラブと一緒に成長できた。神戸には感謝の気持ちでいっぱい」。ベテランが闘志満々で最終節に臨む。
▼大久保が“おしゃべりエース”になる
日本サッカー協会は3日、年内最後の日本代表合宿(8、9日)に向け、FW大久保嘉人(26)=神戸=らメンバー23人を発表した。大久保は神戸市西区のいぶきの森球技場で、合宿のテーマを「コミュニケーション」と強調。攻撃のキーマン自ら、代表選手と積極的に対話を図っていく。今回は海外組は参加せず、クラブW杯を控えるMF遠藤らG大阪勢の招集も見送られた。
W杯出場をかけた勝負の09年に向け、エースが“パイプ役”を買って出た。8、9日の2日間で行われる年内最後の日本代表合宿は、体力測定や戦術確認のミーティングが中心となる。「練習はそんなにせんらしいね。その分コミュニケーションを取ることが必要やと思う。しっかりやっていきたい」。大久保は積極的に対話を重ねていく。
コミュニケーションには、日本代表に確固とした攻撃の形をつくる意図がある。岡田監督が就任して約1年。『素早い好守の切り替え』の徹底に取り組み、戦術は徐々に浸透してきた。11月19日のW杯アジア最終予選・カタール戦では3-0と完勝した。ただ、1-1で引き分けた10月15日の同・ウズベキスタン戦(ホーム)で見られたように、攻撃で流れが閉塞(へいそく)する不安が今のチームには潜んでいる。時に激しい議論になってでも、僚友たちへの理解をさらに深めることで、展開打開の間口を広げることが狙いだ。
09年はいきなり正念場を迎える。2月11日には、ホームでA組最大のライバル、首位オーストラリアと直接対決。ほぼ全員が海外組で構成される強敵との真剣勝負に勝つためには、明確なレベルアップが必要となる。
年始には、決戦の直前準備となる代表合宿やアジア杯予選が控えているだけに、今回の貴重な2日間を無駄にはできない。「来年は大事な年。W杯にいけるかが決まる一年やからね」。妥協するつもりは全くない。26歳の大久保が先輩、後輩に関係なく言うべきことは、はっきりと伝えていく。
▼ウォルフスブルクへ神戸が2度目の回答
J1神戸が3日、FW大久保への獲得オファーを出したドイツ1部・ウォルフスブルクへ2度目の回答を送付した。和田昌裕チーム統括本部長は「内容に変化はありません」と、前回同様の移籍金約10億円(推定)の条件提示を行ったもよう。移籍問題について、大久保は「気持ちに変化はないです」と話していた。
ニッカン
▼岡田監督不快感あらわ、神戸社長に怒り
日本代表の岡田武史監督(52)が怒った。スタッフ会議を終えた後、神戸の安達社長が1日、FW大久保の海外移籍について「岡田君は(移籍に)消極的だ。仮に向こうで(試合に)出られなければ『自分は(代表に)選ぶことができない』と言うている」と話した件について、「私は選手個人のことに関して口を出すことはない」と厳しい口調で同社長の発言を否定し、不快感を示した。
日ごろから、岡田監督は欧州組の移籍や、国内組の海外挑戦など、選手個人の契約に関することへの発言は避けているだけに、安達社長のコメントには怒りを抑えきれなかったようだ。
中村俊の移籍問題にも「私がコメントすることではない」と持論を繰り返していた。
スポニチ
▼神戸・大久保「最終戦までには」移籍問題決着望む
神戸は3日、柏戦(6日・ホムスタ)に向けて紅白戦で調整した。クラブ史上初の1ケタ順位に滑り込むための重要な一戦。日本代表に順当に選ばれたFW大久保は「最後は勝って笑って終わりたい。貢献してくれた人のためにも、ひとつになってやっていきたいですね」と話し、戦力外となった栗原や酒井らの分まで暴れるつもりだ。
ただ個人的には複雑な感情で最終戦に臨むことになる。ドイツ1部・ボルフスブルクとの移籍問題がこじれた場合、サポーターへのあいさつも中途半端にならざるを得ない。C大阪時代にマジョルカに移籍する際にはサポーターの前で泣きながらケジメのあいさつをした経験を持つだけに「最終戦までには決めたいね」と漏らした。神戸はこの日、ボルフスブルクへ2回目となるFAXを送った。しかし依然として条件面で妥協はしない方針だけに、本人の思いとは裏腹に長期戦となる可能性もある。
スポーツ報知
▼神戸・松田監督退任!後任候補にブラジル名門フラメンゴ監督
神戸の松田浩監督(48)が今季限りで退任することが3日、分かった。複数の関係者によると、クラブ側は今季で契約が切れる松田監督と来季の契約を結ばない意向を固めており、後任候補としてブラジルの名門クラブ・フラメンゴのカイオ・ジュニオール監督(43)をリストアップしている。
神戸は今季、一度はJ2降格圏に転落しながらも、後半戦はクラブ記録となる5連勝をマークするなど、最終節を残し昨季を上回る9位と善戦した。シーズン当初に掲げていた5位以内は果たせなかったが、クラブ側はFWレアンドロ、MF古賀ら主力に負傷者が続出したにもかかわらず、クラブ史上最高位を狙える位置につけた松田監督の手腕を高く評価。J2だった2006年途中から指揮を執りJ1に昇格させた同監督の続投も視野に入れていたが、来季の目標とするタイトル争い、ACL出場権獲得へ向けて新監督招へいを決断した。
ジュニオール氏はパラナ、パルメイラスなどを率い、07年にはパルメイラスを指揮して国内最優秀監督に選ばれた。今年5月からフラメンゴの監督に就任し、全国選手権で1試合を残し5位につけ、来季のリベルタドーレス杯進出を狙える位置につけている。Jリーグ関係者は「神戸がカイオ・ジュニオールに当たっているのは事実」と話した。同氏は今月末までの契約となっているが、退任が濃厚。ブラジル国内でも、すでに神戸がオファーを出していると報じられた。
▼岡田監督、神戸社長に反論「一切、言っていない」…大久保移籍問題
日本代表・岡田武史監督(52)が3日、神戸の安達社長にキレた。ドイツ・ヴォルフスブルクからオファーを受けたFW大久保について、安達社長は1日に「岡田監督はドイツに行っても試合に出なかったら選ぶわけにはいかない、と話した」と発言したが、当の指揮官は「一切、言っていない」と真っ向から反論した。
日本代表の司令塔・中村俊輔(30)=セルティック=が来年1月に横浜Mに復帰することが消滅したことに触れ「大久保のこともそうだが、選手個人の移籍に僕が口出しすることはない」と強い口調で話し「貝になる」宣言。
大久保自身は、あくまで静観。「(岡田監督に)聞くことはない。関係ないよ。昨日(2日)代表スタッフから『岡田さんはそんなこと言っていないから気にするな』と電話があった」と話した。
サンスポ
▼大久保、移籍か残留か…6日までに決めたい
J1神戸の日本代表FW大久保嘉人(26)が3日、神戸市内でチーム練習に参加。ドイツ1部リーグ、ウォルフスブルクへの移籍か残留か、結論を6日の今季最終戦(柏戦、ホムスタ)までに出したい意向をもらした。
「決まれば、そう(神戸ラストに)なる。ファンへあいさつ? そうなればね。(試合までに)決めたいけど…」
7日にファン感謝祭があるが、試合は6日が最後。移籍なら神戸のユニホーム姿は最後となるだけに、自分の口で決意を伝えたいのが本音だ。だが移籍金10億円を譲らない神戸側と、1億円を提示するウ軍と交渉難航。神戸は3日、2度目のレターを送付したが譲歩は一切ない。
「このままだと合意はできません、と。欲しいのなら、早めに反応があると思う」と、和田強化部長は強気だ。
大久保は練習後、30分以上もファンにサインを続けた。筋道を通して、夢を叶えたい。リミットまで、あと3日だ。
▼神戸が広島・柏木獲得に向けて調査開始
J1神戸が、広島の元U-23日本代表MF柏木陽介(20)獲得に向けて調査を始めることが3日、わかった。地元・神戸市生まれで、広島のJ2陥落が決まった昨オフに完全移籍でのオファーを出しながら、獲得に失敗していた。広島での契約交渉が難航していることで、補強候補に急浮上した。

