デイリー
▼大久保が決める!7戦ぶり“FW弾”
サッカー日本代表は14日、さいたま市内で冒頭15分以外を非公開とした約1時間の公式練習を行った。3試合の出場停止明けでW杯予選に復帰するFW大久保嘉人(26)=神戸=は、6月2日のオマーン戦で自身が決めて以来、7試合ぶりとなるFW陣のゴールを宣言。一発退場でチームに迷惑をかけた借りを返し、岡田ジャパンを勝利へと導く。
ついにこの日がやってきた。一発退場での3試合の出場停止処分が解け、大久保が満を持してW杯予選に復帰する。練習冒頭部では、MF稲本とのパス交換で体をほぐし、4人1組の攻撃では右足の強烈なシュートをゴールにたたき込んだ。
自身初めての最終予選。「まだ緊張とかなんも思わないけど、みんなで声出して前でどんどん勝負したい」。雨の中、芝の感触を確かめながら決戦に備えた。
日本代表は6月2日のオマーン戦で大久保が決めて以来、FW勢に6試合得点がない。9日のUAE戦でもFWを中心に“ミス”を連発。以降、練習後に居残りシュート特訓するのが日課になった。「そういうあせりは特にない。ただ、自分もそうやけどFWはみんな決めたい気持ちを持ってる」。本番は本職のFWでなく、左MFでの先発が決定的。だが、点取り屋の誇りを胸に戦う以上、ピッチでやることに変わりはない。
弟分の気持ちも背負って戦う。11日夜にC大阪時代にともにプレーし、公私で面倒を見るFW森島(大分)の日本代表離脱が決まった。大久保の部屋を訪れた森島を「この前の試合(UAE戦)、おまえが出とったら点取れてた」と励まして送り出した。兄貴分からの思いは伝わり「あの人には頑張ってほしい」と森島。エールを受けた大久保は、2人分の魂を運命の一戦にぶつける。
埼玉スタジアムは、3次予選初戦・タイ戦で後半9分に決勝弾を決めた場所だ。大久保がゴールした3試合で日本代表は全勝している。「体調はいいっすよ。FWなんで点を取らないといけないでしょ」。準備は整った。岡田ジャパンの命運はエース大久保嘉人が握る。
ニッカン
▼大久保汚名返上へ「点を取らないと」
日本代表FW大久保嘉人が借りを返す舞台に意気込んだ。6月7日オマーン戦の一発退場で3試合出場停止。今回は処分明け初戦となる。復帰戦は左サイドでの先発が濃厚。この日の最終調整後は普段よりも口数が少なめ。「FWなんだから。点を取りたいというより、取らないといけないやろ」と短い言葉に力を込めていた。
サンスポ
▼大久保、得意のトップ下で汚名返上弾決める
サッカー日本代表は15日、南アフリカW杯アジア最終予選第2戦(埼玉)で、ウズベキスタンと対戦する。岡田武史監督(52)は「予選バージョン」で戦っていると明言。理想をかなぐり捨て、現実の勝ち点3を狙う。また、FW大久保嘉人(26)=神戸=はトップ下での先発が濃厚。W杯予選3試合出場停止でチームに迷惑をかけた借りをゴールで返す。
今度こそ決める!!最終予選のホーム初戦を直前に、FW大久保のトップ下起用が急浮上した。非公開練習で中央に配置転換されたことが判明。よりゴールに近い位置から、汚名返上の一撃を狙う可能性が高まった。
「体調はいい。FWなんで点を取らないといけない。次は決める」
力強く、自らに言い聞かせた。6月のオマーン戦で一発退場。W杯予選3試合が出場停止となった。「もう退場はしない」とガケっぷちで迎えた9日のUAE戦(東北電)では、シュート3本を失敗。試合後は「なんで外したんやろ…」と自責の念に駆られた。
本来、裏への抜けだしを得意とする点取り屋。「パスが来ない」と嘆いた左MFから、自らの能力を存分に発揮できる中央への帰還は大歓迎だ。
「これからチームに貢献できればいい」と名誉挽回(ばんかい)を誓った。茶色だった髪の毛は黒く染め直した。もう失敗は繰り返さない。狙うは6月2日のオマーン戦以来のゴールのみ。決定力不足解消へ、背番号16が熱く燃え上がる。

